2月8日、ソフトバンクグループの2017年3月期第3四半期決算発表

注目は、この間買収したARM、スプリント、全世界のVCを合わせたほど大きな規模のソフトバンクビジョンファンド。

 

「スプリント」

ネットワークの大幅な改善などにより、設備投資としてはアメリカの通信会社4社のうち、最小の金額での設備投資でno1のネットワークにもうじきなる見込みらしい。。

買収当初、T-mobileとの合併が実現しなかった時点で、そもそも失敗だと言われていた、スプリントだったが、結局買収金額の1.95兆円が現在3.09兆円と大きな成功となったらしい。

 

「ARM」

cpuの設計、ライセンス販売の会社で、PCのCPUのシェアはAMDインテルが占めているけれど、スマホのシェアは、99%以上のシェア、androidiosで使われているため。

今後、20年で1兆個のチップを世界中にばらまくとされている。IOTとして、どんどん物へもチップが入り、インターネットに接続される。現在でも125億個は出荷しているらしい。

 

「アリババ」

もう時価総額としても世界有数の企業だと思うけど、なんとフリーキャッシュフロー前年(3ヶ月間で)の3774億円から、5429億円で、44%伸びているらしい。嘘のような数字。。こんなに大きな企業になってもこれほどの成長率があるのかと、ただただひいているww

 

「oneweb」

衛星通信の会社 1数百億円(12億ドル)で筆頭株主になった。従来の衛星では36000km離れているが、onewebでは1200kmと低軌道で、数も720基とたくさん増やし、世界中どの場所でも、光ファイバー、LTE並みの速度になるとのこと。

ちなみに、投資効率としても圧倒的なものらしい。アメリカの大手通信会社の1社で設備投資金額は1年で1兆数千億円。onewebはというと、1000億ちょいとのこと、それも世界中への接続でということだった。

スペースxと競合しているけれど、そのあたりは今後注目していきたい。。

 

トランプとの政治的な話には多くふれない。とにかく規制緩和を期待しているらしい。

そして、t-mobileの買収失敗の原因となった、fccの、、1月にトランプの意向により、規制緩和を訴えてきたタジットパイに委員長を変更した。

 

再度、t-mobileの買収も十分に検討できる環境にもなったが、質疑応答では、そもそもスプリント単体でも十分にやっていけるようになったため、別に買収してもしなくてもやっていけるけれど、買収したほうが、プラスになるならば買収したいし、合併かもしれないし、全く別の会社かもしれないし、選択肢が様々に増えたとのことを言っていた。

 

恐ろしや孫正義。。